平和グループのビジョンと中期経営計画の位置づけ

経営目標(全社)
財務健全性とのバランスを取りながら、積極的な投資を行いEBITDA1,000億円超の成長を目指す

経営目標(セグメント別)

事業戦略(ゴルフ事業)
テーマ:リーダー企業としての全方位戦略の実行とシナジーの発揮 現状認識
・長期的には参加人口は減少トレンドであるものの、コロナ禍以降、旺盛なプレー需要が継続しており、当面の間続く見通し
・インバウンドゴルフツーリズムの需要が高まっている
・PGM、アコーディア・ゴルフのシナジー創出による収益力強化
ゴルフ事業の取り組み
①PGM、アコーディア・ゴルフの融合
・リーダー企業として、ゴルフの裾野を広げる取組みを強化
・ハイエンドからカジュアルまで全ゴルファーのニーズに応えるゴルフ場ポートフォリオが構築
→来場者の増加:あらゆるニーズに応えるゴルフ場ポートフォリオによる、プレー選択の提供
→顧客単価の最適化:ゴルフ場の価値に見合う価格の提供、レベニューマネジメントの徹底、AIを活用した需要予測と価格設定


②新規顧客の獲得
・インバウンド需要の取り込み
→ウェブサイトの多言語化対応
→セールス強化
→PR強化
・女性、若年層の拡大
→Night Golf、Cool Cart、クラブハウスのリニューアル等、積極的な投資を実施
・ホテル運営の強化
→2026年にPGMホテルリゾート沖縄オープン


③統合シナジーの追求
・運営ノウハウの共有、実践
・スケールメリットの活用によるコスト削減
→肥料、食材等の集中購買
・経営資源の相互活用
→システム統合、人材の相互活用、本社機能の統合

事業戦略(遊技機事業)
テーマ :高収益体質への転換
現状認識
・参加人口・パチンコホールの減少は止まらず、市場の縮小トレンドは続く
・パチンコホールの新台購入姿勢は極めて慎重であるものの、新しい機能やゲーム性を搭載した 遊技機への関心は高い
遊技機事業の取り組み
テーマ :高収益体質への転換
①ヒット機種の創出
・魅力的なスペック・ゲーム性の最速投入
→プレーヤーニーズの取り込み(マーケットイン)と独自性(プロダクトアウト)を組み合わせて、魅力的なスペックを創出
→BIツールの活用によるデータ分析
・柔軟性をもった開発体制の整備
→内製力の発揮による市場への最速投入
・部材発注量の適正化による余剰在庫の低減
需要予測と部材発注の適正化
→需要予測の精度向上
→在庫の可視化
→積極的なモニタリング体制の構築

③人材マネジメント強化
・目指す人物像の育成・定着
→教育体系の構築
→評価制度の見直し
→従業員の成長と働きがいの向上に寄与する社内環境整備

財務戦略(資本収益性)
中期経営計画の実行により収益性を高めつつ、資本構成の最適化に取り組みROE 11%以上を目指す


財務戦略(キャッシュアロケーション※3年累計)
3年累計で1,840億円のキャッシュインを見込む
主に成長投資と有利子負債削減に配分

財務戦略(財務健全性)
財務健全性を確保するため、純有利子負債/EBITDA倍率4倍台を目指す

財務戦略(株主還元)
株主還元は、成長投資・財務健全性のバランスをとりつつ、 1株当たり80円の安定配当を基本とする


