株式会社平和

ACTIVITIES平和の取り組み

業績動向

当社はパチンコ機専門メーカーでしたが、2007年8月にパチスロ機専門メーカーの㈱オリンピアと経営統合し、パチンコ機とパチスロ機を両輪に持つ遊技機メーカーへと進化いたしました。 その後、2011年12月にゴルフ場運営大手のPGMホールディングス(株)(現 パシフィックゴルフマネージメント(株))を連結子会社化することで、更なる収益の拡大を実現いたしました。

業績推移グラフ

遊技機事業の取り組み

遊技機業界におきましては、レジャーの多様化や、新型コロナウイルス感染症の影響により遠のいた客足が戻らないなか、パチンコホールの経営環境は厳しい状況が続いており、店舗数は減少傾向で推移しております。このような状況の中、2022年11月にはスマートパチスロが、2023年4月にはスマートパチンコが市場投入され市場の活性化が期待されております。

遊技機事業(今期方針)

  1. プレーヤーの心をつかむ遊技機開発と市場導入の実施
    • 若年層プレーヤーのニーズの把握
    • 社内外のリソースを活用した新たな開発手法の実践
    • 的確なタイミングでの市場導入を可能とする短期開発の追求と販売・製造計画の実行
  2. 企業価値向上施策の実行

    • 利益を最大化するための環境整備
    • 本部間連携強化、適切な情報共有
    • SDGsを意識した企業活動の推進
  3. 筋肉質な企業体質の確立

    • 選択と集中によるコストの適正化
    • IT、DXの活用による更なる業務効率化
    • 3Rの促進(部材調達リスクの低減)

1. プレーヤーの心をつかむ遊技機開発と市場導入の実施
プレーヤーの心をつかむ遊技機開発と市場導入の実施に対する取り組みとしては、変化の早いマーケットニーズに対応すべく、特に若年層プレーヤーのニーズの把握・分析を行い、いち早く機種開発へ反映し、市場で評価されるヒット機種の開発に努めてまいります。また、的確なタイミングでの市場導入を可能とする、短期開発を追求してまいります。

2. 企業価値向上施策の実行
企業価値向上施策の実行に対する取り組みとしては、より一層の開発力強化と市場変化に迅速に対応できる組織体制の確立に向け、部門間の連携強化、適切な情報の共有を図ってまいります。また、持続可能でよりよい世界を目指す取り組みとしてSDGsへの注目が一段と高まっているなか、社会課題等に対する責任を重んじ、SDGsを意識した企業活動を行ってまいります。

3. 筋肉質な企業体質の確立
筋肉質な企業体質の確立に対する取り組みとしては、選択と集中によるコストの適正化を実行するとともに、結局的に3Rに取り組み、部材調達リスクの低減や収益力の強化を進めてまいります。また。DX化による業務改善を推進し、更なる業務効率化を図ってまいります。

販売機種数と販売台数

当社は、開発体制を強化することで、毎年パチンコ機8機種程度、パチスロ機7機種程度をコンスタントに販売し、販売台数の拡大を目指していきます。
2022年3月期は、電子部品不足の影響により、いくつかの機種において市場へ十分な台数の提供ができなかったため、販売台数は伸び悩みました。また、2023年3月期は、スマスロ第一弾となるLバキを市場へ導入し、販売台数が増加しました。

2018/3 2019/3 2020/3 2021/3 2022/3 2023/3
パチンコ機
(発売機種数)
117,774
(8)
118,880
(6)
95,483
(7)
49,890
(4)
63,095
(9)
80,322
(8)
パチスロ機
(発売機種数)
20,852
(6)
47,244
(6)
68,917
(7)
35,393
(6)
29,731
(7)
46,572
(5)

販売シェア

当社とトップメーカーとのシェアの差は大きく、まだまだ伸びしろがあります。市場環境は厳しい状況にありますが、今後も開発体制を強化し、販売シェア上位を目指すことで、販売台数の維持・拡大を目指していきます。

ゴルフ事業の取り組み

ゴルフ業界におきましては、日本人選手の世界的活躍や、感染リスクの少ない身近なレジャーとしての関心の高まりにより、ゴルフプレー需要は引き続き好調に推移することが予想されます。一方、お客様の行動変容による影響や近年の異常気象による天候リスク等を十分に注視する必要があります。


そのような環境の下、ゴルフ事業におきましては、「売上の拡大」、「業務改革の実行」、「良質なゴルフ場取得の継続」を掲げ、その施策に取り組んでいきます。

ゴルフ事業(今期方針)

  1. 売上の拡大
    • 集客及び顧客単価の最大化
    • 「withGolf」及び「Cool Cart」の拡充
    • 新たな運営スタイルへの挑戦
  2. 業務改革の実行
    • ゴルフ場の運営の自動化、DX化の促進による効率化・生産性の向上
    • 人的資源の価値最大化
    • コスト意識の徹底強化
  3. 良質なゴルフ場取得の継続
    • 四大都市圏近郊のゴルフ場の積極的な取得
    • ポートフォリオの見直しと入替を随時検討

1.売上の拡大
売上の拡大に対する取り組みとしては、接客レベルやコースクオリティの向上を図るとともに、自社開発した扇風機付き乗用カート「Cool Cart」や提携プロとレッスンラウンドが楽しめる「withGolf」の拡充により他社との差別化を図り、ゴルフ場商品価値の向上と顧客単価の最大化を目指してまいります。

2.業務改革の実行
業務改革の実行に対する取り組みとしては、ゴルフ場運営の自動化、DX化の推進により、業務効率・生産性の向上に取り組んでまいります。また、コスト意識を徹底することで、更なる収益力の強化を図ります。

3.良質なゴルフ場取得の継続
良質なゴルフ場取得の継続に対する取り組みとしては、主に四大都市圏近郊のゴルフ場の取得を積極的に行ってまいります。ポートフォリオについては、随時見直しと入替を検討し、中長期的な視点で投資を行うことで継続的な企業価値向上を目指してまいります。

ゴルフ場ポートフォリオ

2022/3末 2023/3末
コース数 18H 換算 コース数 18H 換算
ゴルフ場保有 145 176.0 146 177.0
ゴルフ場リース 1 2.0 1 2.0
合計 146 178.0 147 179.0
北海道 6 9.5 6 9.5
東北 8 10.5 8 10.5
関東・甲信越 65 76.5 66 77.5
東海・北陸 12 13.0 13 14.0
関西 21 27.5 21 27.5
中国 11 13.0 10 11.5
四国 6 6.5 6 6.5
九州・沖縄 17 22.5 17 22.5
合計 146 178.0 147 179.0
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